花春 "QED 百人一首の呪" 2026年9月26日

花春
花春
@haru-tuge
2026年9月26日
QED 百人一首の呪
題材として好きそうではあるものの、分厚さに怖じて未読のままだったシリーズ。 500ページ中200ページくらいまでは読んだのだけど、そこまで読んでまだ「殺人事件」と「百人一首配列の謎」が乖離したままで、延々といまいち頭に入らない百人一首の解説を読まされ続けるのがしんどくなってしまった。 この本をどう楽しめばいいのかわからなくなって解説を読むと、そこまでちゃんとふたつが絡んでるわけではなくて百人一首配列の謎を明かすパズルミステリとして描かれているのでは…(かなり意訳してる)とあり、ならちょっとそのメイン部分が楽しめてないかも!!となってギブアップ。 「手法に淫するミステリ」と解説にあったけれど、そんな感じだなあ。98年初版のメフィスト賞受賞作なので、その時代その賞に望まれた作品なのかもしれない。 魅力的なキャラクター像で吸引するでもなく、予備知識のない読者に対して解説するでもないため、百人一首についてある程度の知識と興味がないと読みづらいのがきつい。 文体も簡素で読みやすくはあるのだけど、どこか芝居がかってる感じ。これは時代かも。 うーん…もっと好きなテーマの作品なら読めるのかなあ。ホームズとか。 あるいは、もっと軽めの作品で筆者の作風に慣れたら良いかも。読めるようになったら面白い作品な気がするんだよなあ。
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