とみ
@10gostin
2026年9月26日
食べると死ぬ花
芦花公園
読み終わった
不思議な魅力のある作品でした。それぞれの主人公が語る久根ニコライの姿は、自分の中にもその美しくしさや妖しさのようなものが手に取るようにわかり、魅力的な人物像として映った。私の中では、彼は存在するものとして解釈しているけど、これは、どうなんだろうか。
不完全な形ではあるものの、救いを与えてくれる存在かと思いきや、どこまでもただの観察者で、その介入は人には過ぎたものなのかもしれない。
久根の関わった家族の不完全さや、全体像は読み進めるごとに明らかになっていくのに、不安感や謎は残っていく。めちゃめちゃ面白かった。