
雛森
@hinamori
2026年9月26日
盤上の夜
宮内悠介
買った
読み終わった
かつて読んだ
再読
小説
SF
ゲームを主題とした短編集。
囲碁(二作品)、チェス、麻雀、チャトランガ、将棋が扱われている。
一番好きなのは将棋を題材にした『千年の虚空』。
この中に、量子歴史学という概念が出てくる。これは将棋のみならず、歴史や政治をも巻き込んで何が正しく何が正しくないかまでをわからなくしていく。
量子歴史学がこのまま進んでいくとどうなってしまうんだろうと、本当にワクワクした。
結局、下世話なスキャンダルに足を掬われてしまって行きつく先は見られないんだけど、それもまあリアルと言えばリアルな感じがした。
どの作品も不思議な読後感のある良作ばかりだった。



