
てのりぐま
@honzuki_kuma
2026年9月26日
透明なぼくらのレモンとキス
神戸遥真
読み終わった
借りてきた
ふたりの男子高校生の視点での物語。
湊斗は通学電車で痴漢に遭い、凪は何とも思っていない女子の先輩に、他のメンバーたちがいる前でキスされてしまう。
どちらもれっきとした性被害で、2人とも傷ついているんだけれど、それを周りにどう伝えていいか、そもそも傷ついているとちゃんと声に出していいのか、というところから始まっている。
透明化されがちなのではと思われる男子の性被害について言及されているYA文学、こういうことがあるって知ってもらうきっかけのためにも大事だと思った。特に凪に関してはもう、周りから付き合っちゃいなよ、というプレッシャーをかけられており、これってほんとどう対処すればいいのか難しいだろうなと。
この先輩わかっててやってるだろっていうところがほんと嫌な感じだよーと思って読み進めてて、いい落とし所に落ち着いて安心した。
こういう題材をさらっと押し付けがましくなく描いている作者さん、流石だと思いました。
