
tsubaki_fuyunohana
@tsubaki_2025
2026年9月26日

ホメーロスのイーリアス物語
バーバラ・レオニ・ピカード,
高杉一郎
読み終わった
オデュッセイアからの流れで。オデュッセイアの前日譚ですね。
全然オデュッセイアと違うな、というのが最初の1番の印象。オデュッセイアの訳者後書きでもそうしたことが書いてあって、それを実感しました。私はオデュッセイアの方が好きです。
イーリアスはアキレウスが中心にあるそうで、アキレウスと親友パトロクロスの関係はまるで銀英伝のラインハルトとキルヒアイス、平家物語の義仲と兼平のようだなぁ…と思いながら読んでいたらまさにその通りになった……パトロクロス涙
個人的には、アガメムノーンのだめっぷり、ヘクトールの社(?)畜ぶりが印象に残った。ヘクトールを何度も蘇らせて働かさせる神々…ヘクトールマジお疲れ……
ラストの一文も、平家物語的というか夏草やというか、ほんまそれな、と言いたくなりますね。
はるか昔の叙事詩なのに、なんとも現代感があるのは、優れた古典だからか再編した著者の視点ゆえか。
著者と、訳者のご家族との書簡を垣間見ることができたのもとても良かったです。著者のファンになりました。
