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tsubaki_fuyunohana
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@tsubaki_2025
  • 2026年5月9日
    それでも旅に出るカフェ (双葉文庫)
    旅に出るカフェシリーズの第2巻。 世界の料理やお菓子、飲み物たちが登場するのが楽しいこちらのシリーズ、今回はコロナ禍、そして世界で起こる戦争や紛争が背景に。 今回はミステリよりも、人間の機微を描く方により重点が置かれたかな。 旅に出る、出られる、ということが再び切実な意味を持つ時代、こうやって出先でひとりで読書をゆっくりできることもまた、奇跡のようなことなんだなと思いました。
  • 2026年5月3日
    機龍警察
    機龍警察
    初めてこういう警察ものシリーズを手に取りました。 冒頭からスピード感すごい!文字なのに、映画を観ているようなドライブ感であっというまに最初の事件が起こりました。 こ、これがデビュー作!?すごすぎる。 エモーショナルな展開は控えめなのに、私にもするする読めた。筆力というものですね。 続きも読んでみます。 警察もの(というにはファンタジーですが)も面白いんだな。
  • 2026年5月2日
    名探偵のままでいて
    名探偵のままでいて
    第21回このミス大賞受賞作品。レビー小体型認知症の祖父が安楽椅子探偵役を務めるミステリ連作集。 レビー小体型認知症の症状は、最近観た映画(『喝采』)で少し知っていましたが、今作の中で説明があり、理解が進みました。 幻視型の探偵は他にもいると思いますが、今作はそれがストーリーにも絡む形となっているのがユニークですね。 最初の方はミステリとしとも人物造形としても少し馴染みにくいな…と思いながら読んだのですが、第五章「まぼろしの女」のラストのある人物との会話で目頭が熱くなりました。その人物は役者を職業にしているのですが、さすがのセリフ選び……切なさがいっぱいですが、ロマンティックなシーンで、名シーンですね。 今作はたくさんの名作ミステリが登場します。特に古畑任三郎の「古畑、風邪をひく」と、ミステリではないですがヤングの「たんぽぽ娘」が気になりました。 次作もあるので、早く読まなきゃ。
  • 2026年4月30日
    総理通訳の外国語勉強法
    ちょっとご縁があってこちらの本を手に取りました。 ふむ、なるほど。参考になるお話がたくさんありました。 まずはノートを作るところからかな。
  • 2026年4月29日
    レモンタルト (講談社文庫)
    大人が主人公の長野まゆみ作品。 こんな気遣いのできる新入社員今時いないぜ、優秀すぎる!!と感嘆しつつも、彼の人間関係における危うさにひやひや。 ただ、大人が主人公なので、そのあたりの危うさも楽しく読みました。 人間関係の機微(といえるかな)も含め、自分が普段いかに鈍感に生きているかを感じました。まあ、引き続き鈍感に生きますが。
  • 2026年4月25日
    植物園の歩き方
    植物園の歩き方
    先日、久しぶりに植物園に行きまして。そういえば植物も好きなんだよな…と思っていたらSNSでこちらの本の情報が飛び込んできた。 漫画ならサクサク読めるか、絵もかわいいし、くらいの気軽な気持ちで手に取ったが、とっても充実した読み応え! 植物の情報を科学的にしっかりまとめつつ、植物園のことも、その創設や歴史、特徴を解説。 漫画はもちろん素敵なんだけど、文字情報がすごく充実! この本、めちゃくちゃすごい本だ。 お出かけしたくなる気持ちを誘う記載もいっぱい。紹介された植物園全部行きたくなる! 出張でよく行ってる場所のすぐ近くの植物園があるのに、全然知らなかった。自分がいかにふだん街をみていないかを思い知る。 これからは植物園にも定期的にでかけたい。まずは伊豆シャボテン動物公園から!!(シャボテン狩り工房でサボテンの寄せ植えつくりたい!!!)
  • 2026年4月25日
    名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇 (講談社文庫 の 7-13)
    法月綸太郎短編の傑作の詰め合わせ。 (こちらもHuluの予習) ミステリによって人間の業が炙り出されるプロセスがなんともほろ苦く、読み応えがあるなぁ… パズル的な面白さにだけ惹かれて読んでいた中高生の頃には、こんなこと全然気づいてなかったなぁ。 あの頃はそもそも気付けもしなかったか…… 読み直せてよかった。 というか、これまで読んだものを読み返したくなる。 時間ないけど……読者でいるには人生は短すぎる。
  • 2026年4月25日
    メルカトル悪人狩り
    久しぶりのメルカトルものでした。 (Hulu配信を観る前の予習として) 大山誠一郎氏の解説が見事。なるほど……メルカトル鮎作品を読み返したくなりました。 短編だとさらに際立つメルの銘探偵ぶりにぞっとしました…神がかりすぎる……
  • 2026年4月25日
    勿忘草をさがして
    高校生と大学生の青年2人が主人公のミステリ連作集。 植物が好きなので、植物がたくさん出てきて嬉しかった。 菊子さんのお庭でのお茶会、いいなぁ。
  • 2026年4月18日
    神の光
    神の光
    建物などの消失がテーマの短編ばかりのミステリ。消失の謎の解決方法がさまざまで、その謎がストーリーに絡んでおり美しい。 装丁や各短編の表紙絵も美学が貫かれており、本自体も美しい。 作家のつくった謎の世界観を大切にしようという出版社の意気込みを感じました。柳智之さんという方が装画・装幀を両方とも担当なんですね。抽象的なのに抒情的で素晴らしいです。
  • 2026年4月17日
    忙しい人のための美術館の歩き方
    忙しい人のための美術館の歩き方
    ビジネスマンにはアートを、的な本には食傷気味。ビジネスマンだって飲み会や遊びに行く。美術館に行くのだって、別に理由なくて行ってもええやんか、「仕事の役に立つ」アート論なんてごめんだ!と思い続けている私にとって、大変に嬉しい本でした。 最初は、なぜ現代日本人は美術館に行かないのか、という話から始まったので、またか…と一瞬思ったのですが、すぐに、「そんな中で美術館に行く人たちって、なんで行くの?」という話が始まって、お、なんかこの本は他の本と違うぞ?と身を乗り出す。そこで、なぜか美術館に勝手に行ってる人たちの共通点をさらっと言い当てておられて、この作者の方はめちゃくちゃ信頼できるーーー!!!とそこから一気読み。 具体的な事例と抽象的な整理や考察がバランスよく配されており、全ての説明が「嘘じゃない」信頼感に満ち溢れていました。あとがきではもはや感動しました。 学芸員さんだけでなく、大学で教鞭をとられ、一般に向けて情報発信されている作者だからこその、多角的な考察が盛りだくさんで、やさしい言葉遣いと語りかけるようなわかりやすさがあるのに、一つ一つのパラグラフに作者が自身の哲学やスタンスをしっかり盛り込んでいる。かんたんなのに、疎ではない、というか。 一気に大ファンになりました。こういう書き手の方がまだ日本にもおられるんだ、と本当に嬉しく思いました。別の著作もぜひ拝読したいです。
  • 2026年4月13日
    世界自炊紀行
    世界自炊紀行
    自炊をテーマにした紀行文。世界の自炊事情から日本の自炊事情が逆照射され、多くの日本人が抱いてきた「自炊の常識」が炙り出される。 やさしい文章とおいしい写真盛りだくさんなのだが、作者の方の感想や発見を通じて、もっと気楽に日々のご飯を考えてもいいんじゃない?というメッセージが伝わってくる。 また、いろんな国の台所を通じて、家族の在り方や生活、世代の考え方があらわれてくるのもとても読み応えがあった。 世界の自炊事情も興味深かった。物価高の話もあって、他人事ではないと思うなど。 もっと食事や食事作りのことを学んでみたい、という向学心も刺激される良書でした。 冒頭のカラーページの写真たちがとってもよかった。目玉焼きご飯、めちゃくちゃおいしそうだった!
  • 2026年4月5日
    ハムネット
    ハムネット
    映画を観る前に読みたくて。 悲しい物語だし、海外文学なので1人で(読書会とかなしに)読み通せるかなと心配していましたが、杞憂でした。 素晴らしい。 とても素晴らしかった。 シェイクスピアの、悪妻として描かれ続けた年上の伴侶が、とても魅力的な女性として蘇っていました。 と同時に、シェイクスピア自身もまた、大変魅力的。 お互いがなぜお互いに惹かれたのかが、ハーブの薫りが漂ってきそうな文体で描き出されていて、読んでる間中、乾いた森の草木の薫りをかいでいたような気持ちになりました。 映画も楽しみだな。
  • 2026年3月28日
    栞と嘘の季節
    栞と嘘の季節
    学校図書委員シリーズの第二作目。 軽やかでありつつも、自分の力ではどうにもならない事情に抗おうとする高校生の姿を見事に描き出した前作にすっかり惚れ込み、楽しみにしていた二作目。 今回は長編でした。 栞という、本好きにはぐっとくるテーマから、哀しい青春ミステリが展開していく今作。 青春ミステリには全然詳しくないですが、大人(?)のミステリとの違いは、秘密との距離(つまり嘘のつき方)と顛末のつけ方なのかなと思うなどしました。 全員の嘘のありようが実に見事に描かれていますね。それが暴かれても、騙された!というカタルシスより、嘘の理由にキャラクターたちの人生が染み出していて、それが物語をドライブしていくのが見事。 このシリーズ、きっと堀川と松倉が三年生になる作品が最終話ですよね。楽しみに、そして彼らに新しい翼が与えられますように。
  • 2026年3月21日
    木挽町のあだ討ち
    映画を観たくて、まずは原作を。 語り手たちの人生のお話に、何度も落涙。最近ちょっと人間関係で思うところがあったので、余計に。 私は彼らの側の人間でありたい、と何度も思うことができた。 ミステリとしてなんらかの仕掛けがあるだろうことはもちろん推測ができるが、本質はそういうことじゃない。 忠臣蔵をはじめとして、多数の仇討ち物を語り直すifの力を感じた。 見事なあだ討ちであった。
  • 2026年3月20日
    イギリス人の患者
    イギリス人の患者
  • 2026年3月13日
    神の子どもたちはみな踊る
    311を迎える週だったので。 村上作品は短編がやはりよいなぁ。 『めくらやなぎと眠る女』の映画を観た時、この短編からもかなり作品がリミックスされていたのを知ってから、読まなければと思っていました。 UFOが釧路に降りる アイロンのある風景 神の子どもたちはみな踊る タイランド かえるくん、東京を救う 蜂蜜パイ 阪神大震災の直接の被災者ではなく、何らかの関係者たちが、震災のことを思いつつ、それぞれいろいろな事件や出来事に巻き込まれていくストーリー。 巧みだ。 驚くほどに。 一文先の展開のツイストを一文だけで見事に描いてみせる文章力がすごい。 どれもよかったな。
  • 2026年3月8日
    ときどき旅に出るカフェ
    すっっっごくよかった! 久しぶりの近藤史恵さんの作品、何気なく手に取ったのですが、どの短編も少しビターできりりとしてて、魅力的。 続編もあるそうで!嬉しい!
  • 2026年3月7日
    本と鍵の季節
    本と鍵の季節
    面白すぎる!!! 本がテーマの、仄暗い青春もの。仄暗いというか、人間の本質を暴くというか。 米澤さんの小説本当に面白い……
  • 2026年3月7日
    わたしたちが光の速さで進めないなら
    わたしたちが光の速さで進めないなら
    韓国SFの短編集。切なさと強さを感じる作品群でした。 「巡礼者たちはなぜ帰らない」 どこへ連れていかれるのかな…?と思いながら読み進めて、最後の到達した真実に感嘆のため息。倫理と愛の結論。 「スペクトラム」 異世界の人を守るために生涯秘密を抱えるひとに尊敬の念を抱く。 「共生仮説」 ある古典名作と同じテーマですが、異なる結論。違いは、芸術。なるほどね。 「わたしたちが光の速さで進めないなら」 切なかった…涙 社会の技術的資源の配分の問題の指摘でもある。作者の卓越した予見力を感じた。 「感情の物性」 これも悲しかったな…技術がどれだけ発展しても、共感は同じように発展はしない。 「館内紛失」 すごくよかった。 病を得た親と、その子。ヤングケアラーの心の回復を、『本心』(私はまだ映画してみてないですが)と類似の世界観の中で描くが、展開はかなり違う。 「わたしのスペースヒーローについて」 光を感じる良作! 弱い人間の身体性に、しいたげられる民族や性別を重ねて描いており秀逸。 そしてそこから脱出するおばさんの決断が本当に鮮やか。 どこまでもどこまでもゆけ!
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