
鱗拾い
@urokohiroi
2026年9月27日
世界99 上
村田沙耶香
読み終わった
これでまだ半分ってマジですか!?
短編だったらここでぶつ切りにして終わってもいいぐらいのインパクトはもうあったぞ……いや上巻だけで429ページの長編に向かって何を言っているんだ……。
現実だって一皮剥いたらこんなもんよ、と言いながら二皮も三皮も剥いだものを見せられてるような感じ。
強烈な違いが一個あるより、現実の半歩先を行っただけですが?いや半歩も先を行ってないかもね?みたいなズレが無数にあるほうが質が悪い、とは『消滅世界』から村田ワールドに入った人間の感想。
みんな健康状態悪そうで酉島伝法の『るん(笑)』が読み返したくならない。ならないんかい。だって今あれまで摂取したら胃もたれじゃ済まないだろ。
ピョコルンという存在の、文面から素直に想像できる通りの姿じゃなさそうさ加減にずっと既視感があって、『火の鳥』のムーピー、ロシア映画『変身』のグレーゴル、小林賢太郎の「ジョンと私」に出てくる“何かこういうようなやつ”、ちいこ……と様々な別のものを思い浮かべながら読んでいた。

