
mik
@mik360
2026年8月18日
凍りのくじら
辻村深月
読み終わった
間違いなく傑作。
2026年読んだ本の中で、完全に一番。
置かれている環境や境遇、周りと仲良くやっているようで、心のどこかで人を見下し、自分は周りの人とは違うのだと信じて疑わない。誰かと一緒にいたいのに誰とも本当の意味では馴染むことができない主人公の女子高生。父の影響で好きになったドラえもん。
ドラえもんに出てくるひみつ道具が各章のタイトルとなっており、懐かしさを感じる。
読了後の感想として、感情移入しすぎて、息ができないほどの苦しさや辛さを味わったり、時には怒りで胸糞の悪さを感じることもありつつ、物語の一瞬一瞬に刻まれる描写がリアルで、どんどん吸い込まれる。
最後に印象に残っているセリフを残して、今回の感想とする。
「あんまり、人間の脈絡のなさを舐めないほうがいい」




