
チョコ次郎の夏
@CircusInMyHead
2026年9月27日
差異と反復 上
ジル・ドゥルーズ,
財津理
ふと思い出した
昨日記した『〈フェミニン〉の哲学』の著者であられる、ゼミの後藤浩子先生が二年間の海外研修に行かれることになった。
その翌年から、ドゥルーズの翻訳者であられる、財津理先生による『差異と反復』の講義を本腰を入れて聴くようになった。
その前年に、ドゥルーズの『シネマ1』の翻訳者でもあられる財津先生に、「シネマのモンタージュ(編集)について講義してくれ」、と頼むと、「君は蓮實重彦を読むのか」と訊かれた。「読みます」と答えると「蓮實は『シネマ2』での宇野邦一の誤訳を指摘しているが、それはお門違いだ」と仰られた。
折しも、私は受講に本腰を入れ始めた年から、後藤先生からのアドヴァイス通り、誘惑の多い街から、大学のある田舎へと引っ越した。財津先生の講義を聞くことも後藤先生からの忠告であった。映画ばかり観て、いい気になっていた若造が、ようやく勉強を始めたのである。




