
がんちゃん
@mg925
2026年9月27日
わかりやすさの罪
武田砂鉄
読み終わった
わからない自分はダメなんじゃないか、素早く決断して行動に移せない自分は不甲斐ない、「みんな」が良いと言っている話題のアレがどうも好きになれない、、私自身がずっと抱えて生きてきたわだかまりを、そうだそうだ、そのまま生きていけと言い放って立ち去っていく人、という感じの本だった。
違和感が拭えないつるんとした物事や言い草の一つ一つに対して、丁寧に難癖をつけてみせてくれる様子は、「わかりやすく」元気づけられるよりも、よっぽど元気づけられる感じがした。ひっかかって、つっかかってなかなか飲み込めない、その感じも悪くないのかもと思うことができた。著者が他人のことを元気づけたり、鼓舞したりしようとして書いたわけではないからこそなんだろう。

