
shiori
@shiori_417
2026年9月26日
地球と書いて〈ほし〉って読むな
上坂あゆ美
読み終わった
土門蘭さん『ほんとうのことを書く練習』を読んでいて、「ほんとうのこと」を書く作家さんとして思い浮かんだ一人が上坂さん。
この本のあとがきでも「短歌とかエッセイって、本当のことをどれだけ書けるかという競技だとすら思っていた」と言っていたけど、ほんとうに上坂さんの文章には自分をよく見せようという飾りとか偽りとかがない。なさすぎるぐらい、ない。
真実を追求することにまっすぐだったゆえに、人間関係で苦労もしてきた上坂さん。生きるのに器用なタイプとはいえないんだろうけど(そしてそこがいいんだけど)、人との関係の中で、自分を真摯に見つめ、本当のことをもっと知りたいという自身の欲求と、人を傷つけないコミュニケーションがちょうど落ち合うところにアジャストする努力というか、どちらもあきらめない真摯な姿勢がとても良いなと思った。そして、そういう葛藤を経た言葉だから、人の心にも届くんだろうなと思う。
今作で心に残ったのは、中学の同級生から「信念」とは何かを学ぶ話。眉毛のお手入れからこの世界をどう生きればいいのかわかってしまう展開、鮮やかすぎる。
人生で大切なことを知っているかって年齢には関係ないんだよね…
みおちゃんまじかっこいいわ…
