
楓
@kaede_tea
2026年9月27日
パッキパキ北京
綿矢りさ
かつて読んだ
感想
主人公が北京という巨大都市の中で縦横無尽に人生を楽しんでいる、でもだからといって街に「適応」はしても染まり切る事はない個性があって、社会や物事を彼女なりに観察・分析しているのが読んでて面白かった。
そういうところ、ちょっと「枕草子」っぽいかなとも。
個人的には謎の柑橘類に必死に齧り付くシーン(p69)が、彼女のバイタリティーを感じさせて好き。
最近読んでる現代小説で、ここまで社会の空気に流されずに人生を満喫している主人公は中々いなかった気がしてそれが新鮮に感じた。


