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楓
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@kaede_tea
reads始めました。 自分のペースで読書を楽しんでいきたいです! ※ブロマンスやBL趣味があるので感想も腐向けっぽい時があります。 今は図書委員シリーズの呟きが多いです。ゲーム化も楽しみ!
  • 2026年9月12日
    本と鍵の季節
    本と鍵の季節
    本と鍵の季節、再読して思った事や考えた事まとめ。 第一章『913』 1章ずつ感想を書いていけたらと思って書いてます。 ※思いっきりネタバレしています。 ※二作目の「栞と嘘の季節」のネタバレもあるので「栞と嘘の季節」まで読了済みの人推奨です。 ※腐向けっぽい表現になってしまった箇所があるので注意! ※長文です。 ↓ ↓ この頃の堀川次郎、今(「栞と嘘の季節」の時)よりも無邪気な少年感あるなぁと読んでいて思う。 話口調も『すげぇな。真面目にやろうぜ」(文庫版p35)とか言ったりするし。 今の方が中性的な話し方な感じがするし、それは米澤先生が二人のキャラ付けをはっきりさせようと思ったからかも知れないし、松倉とまだ知り合って二ヶ月目なので素の自分を見せる事よりも少し大げさに男子ノリを出していたのかも知れないとも。(この年代の子は結構ノリを大事にするイメージなので。) 個人的には堀川と松倉の関係が変わっていくとともに図書委員としてのふたりのスタンスが変わっていくところが注目ポイントだと思っていて。 例えば第一話では図書委員の先輩が仕事しないで図書室で遊んでた事についてそこまで堀川くんは問題に感じていない感じがする。 その先輩達が引退して 『図書室は寂しくなった』(文庫版p10) と語っているし。 でも2作目の『栞と嘘の季節』では、 『付け加えるなら僕は、この学校の図書委員が図書室を私物化した過去をこころよく思っていないので、ふだんは何となく足が向かない。』(『栞と嘘の季節』文庫版p37) とはっきりと自分の考えを述べている。 読み比べてみると彼らの図書委員としての成長を感じさせるシーンが所々にあり、図書委員としての仕事に対する責任感を持つようになってきたように感じさせられ、彼等のファンとしてはそういうところを見つけるとなんだか少し嬉しくなります。 松倉に関していうと、この第一話での堀川くんの語りでの松倉の紹介文は『ほどよく皮肉屋』(文庫版p10)ってなってるけど、今となってみれば『ほど良く』じゃないだろ! 結構な皮肉屋だろ…!とちょっとツッコミを入れたくなるけども苦笑 でもこの頃は堀川くんと出会ってまだ二ヶ月なので松倉はちょっと猫被ってる部分があったのかも知れぬ… 1話の時点では堀川くんに対して推理を話す時、シニカルな見方はしても、言葉はけっこう選んでいる感じはある気がする。😅 しかし、堀川くんとふたりっきの時は今日中にする事終わって退屈そうで、堀川くんに提案されてまぁ督促状でも書くか、って感じだったのに、浦上先輩が来たら『督促状を書こうと思ってたところです』(文庫版p19)って言うの、先輩、依頼もまだ何もしてないのにシャッター下ろそうとしてるように見えるんだけど苦笑 個人的には、もうこの頃から松倉は堀川くんの事を軽く話す感じの友達とはちょっと違う感じの友達だと感じていたんじゃないかと思っています。 そうじゃないと、松倉は堀川くんについて来て欲しいと頼まれてもいないのに一緒について行かなかったんじゃないか? この時先輩が依頼を持ってきた時点でさすがに何が起こるか松倉にも全ては予想できなかったと思うし。 (まぁ、それはコンビ好きの私がそうだったら良いなと思っているからそう感じるところもあるかもですが苦笑) 一方で堀川くんの方は松倉との関係に対して、『会話の節々から、松倉の父親はもう亡くなっているのではと思うことがある。彼が詩門という名前を我慢するのは、親への義理立てじゃないのか。本人に確かめたことはないし、これからも訊くことはないだろう。』(文庫版p13)と言っているけど、これから知る事になるんだぞ…堀川…!と、ここを読むと堀川次郎に語りかけたくなってしまう苦笑 なんというか、堀川くんの語りは読者にとってけっこうミスリードな感じがあるよね💦苦笑 というか、初期堀川は自分の心も、人の言葉もまだ見えやすい部分しか見えていない。いや、本当は気づいている部分もあるんだけど学校という環境に適応する為に自分が感じている"違和感"みたいなものをなるべく見ないようにして生きてきた部分があるんじゃないかと思う。 それが松倉との関係が変化していき、色んな謎を解いていくとともに、人の心の奥にも目が行くようになっていく、そして自分自身についての心の気づきも色々あったんじゃなかと思う。 この回でいうと 『ーそして、明るさに憧れた先輩よりも風変わりな友人の言うことをすんなり信じている自分を不思議に思った。』(文庫版p69) ってところが私は好きなんですが、初めて読んだ時はなんか、恋の目覚めみたいなモノローグだな!って思っちゃったけども😅苦笑 真面目に言うと堀川くんは心の深い部分ではやはり図書委員としてサボらずに一緒に仕事をしていた松倉の事を信頼を置ける存在と感じ始めていたからこそ彼の言葉を信じる事が出来たんじゃないかと思うのです。 読み返してみると、 第一話ですでにこの物語にとって大事なエッセンスが詰まっているのだなぁ・・・!と。 それと、この小説の最後の『友よ知るなかれ』と、この話を読み比べてみると松倉の心境についても色々考えてしまうな…。それについてはまた書けたら良いなと思いますが。 それは置いといてこの第一話初めて読んだ時は堀川くんのように、えっ、まさかの展開…!と思ったけども、緊迫感あるシーンで松倉の助言を受けてコンビで乗り越えるところが好きだし、今読んでも堀川くんを諭す松倉がミステリアスな感じに映ってカッコ良いな。 補足:ここから江戸川乱歩の「黒手組」について少し述べているので「黒手組」のネタバレを見たくない人はバックでお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ふたりが偽装した暗号、これ、以前にふたりが一緒に図書室で解いた事があるという江戸川乱歩の「黒手組」の暗号(文庫版p22〜23)をヒントに思いついたものなのかなと思いました。そう考えると『黒手組』の暗号を図書室で解いた事は2人にとっても大きな出来事だったのかなと思ったり。
  • 2026年9月12日
    ハワーズ・エンド
    ハワーズ・エンド
    『モーリス』が書きたいテーマで勢いのまま書いた、そんな強い想いを感じさせる小説であるなら、『ハワーズエンド』は登場人物が社会の中で何を大切にしてきたのか、その考え方を探り探り丁寧に描いている印象を受ける。どちらにもどちらの良さがあり、フォースターの書く小説は私に読書の楽しみを感じさせてくれるなぁ。
  • 2026年9月12日
    本と鍵の季節
    本と鍵の季節
    何度目かの再読、最後まで読み終わった・・・! 読みやすい文章でありながら、ストーリーが進んで物語が深まっていくとともにさりげない情景描写が心に沁みる。 そういったところが、文学的な香りを感じさせ、この「図書委員シリーズ」を私が好きな理由の一つです。
  • 2026年9月6日
    プラハの古本屋 (中公文庫)
  • 2026年9月6日
    ハワーズ・エンド
    ハワーズ・エンド
  • 2026年9月6日
    本と鍵の季節
    本と鍵の季節
    「堀川くんのここが良いなと思うところ」 ※シリーズ全編通しての感想なので「栞と嘘の季節」まで読んでいない方はご注意ください…! 堀川くんのここが好きだなぁと思うところは松倉と友達でいる理由が、話が合うからとか、同じくらい賢いからとかよりも自分と一緒に図書委員の仕事を松倉が真面目にやって来てくれたからっていう感じのところが凄く良いなぁと思う。 米澤穂信の他の青春小説でも、派手な事ではなくそういう基本的な事を大事にする大切さが描かれているよね。
  • 2026年9月6日
    本と鍵の季節
    本と鍵の季節
    ※シリーズ全編通して語っているので「栞と嘘の季節」まで読んでいない人はご注意ください。 「図書委員シリーズ」は既刊の2冊とも読んでいますが、読み返していくとふたりの関係性が変化するとともに、図書委員の仕事がふたりにとって大事なものになっていくのがわかるなぁ!
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