
プキ
@pooky
2026年9月27日
オレンジだけが果物じゃない
ジャネット・ウィンターソン,
岸本佐知子
読み終わった
ずっと読みたかった、初ジャネット・ウィンターソン。
主人公の身に起こっていることを考えれば、あまりに軽快な文章なのも異様なんだけど、するすると読み終えてしまった。すごくよかった。
あれだけ強烈な母に育てられ、きっと主人公にも激烈な感情がありそうなんだけど、あまり直接的に語られない。挿入される物語として語られる、その意味。
最初に戻ってきたように思う、月日が経った実家での数日。それでも少し母は変わった。あさっての方向に慈愛の光を放つ母の、風変わりな愛と憎しみ。母と娘は本当にやっかい。全然終わらない、生きてる限り。そんなことを思うラストだった。