
こもる
@lost
2026年9月27日
喪の旅 愛しい人に出会い直す
河合真美江
読み終わった
人生のパートナー見送った著者の体験が綴られた章を読んでいる間は大体泣いてた。
病気が発覚してから、最期の瞬間まで、こんなにも相手を思い遣って過ごすことができる、こういうことが愛情なんだろうな。
色んな方の体験を読むことができる貴重な本。
自分と出会わなければ、大切な人はもっと長生きしていたに違いない、という思いを複数の方が書かれていた。後悔や悲しみがたくさん溢れていた。
自分にもしものことがあったとき、誰かに悲しんでもらえるかなって考えることがある。
自分のことしか大切にできない、我ながら悲しい人間だな。そんなこと考える暇があったら、大切な人を大切にできるこの贅沢な時間を、もっともっと充実させたほうがいい。
かといって、常に永遠のお別れを意識して過ごすのはあまりにも悲しすぎる。いつかもう会えなくなるための準備をしているみたい。そうじゃなくて、今をより幸福な時間にしたい。
どうしたらいいんだろう。
大切な人を大切にすることとはどういうことか、よく考える必要がある。自分にとっては『月夜の梟の森』と併せて、何度でも読み返すべき本だと思う。
自分はすぐにこういう反省を忘れて、自分を一番可哀想な存在にしたがるから。