喪の旅 愛しい人に出会い直す
20件の記録
こもる@lost2026年9月27日読み終わった人生のパートナー見送った著者の体験が綴られた章を読んでいる間は大体泣いてた。 病気が発覚してから、最期の瞬間まで、こんなにも相手を思い遣って過ごすことができる、こういうことが愛情なんだろうな。 色んな方の体験を読むことができる貴重な本。 自分と出会わなければ、大切な人はもっと長生きしていたに違いない、という思いを複数の方が書かれていた。後悔や悲しみがたくさん溢れていた。 自分にもしものことがあったとき、誰かに悲しんでもらえるかなって考えることがある。 自分のことしか大切にできない、我ながら悲しい人間だな。そんなこと考える暇があったら、大切な人を大切にできるこの贅沢な時間を、もっともっと充実させたほうがいい。 かといって、常に永遠のお別れを意識して過ごすのはあまりにも悲しすぎる。いつかもう会えなくなるための準備をしているみたい。そうじゃなくて、今をより幸福な時間にしたい。 どうしたらいいんだろう。 大切な人を大切にすることとはどういうことか、よく考える必要がある。自分にとっては『月夜の梟の森』と併せて、何度でも読み返すべき本だと思う。 自分はすぐにこういう反省を忘れて、自分を一番可哀想な存在にしたがるから。
Kosuke@pinebright2026年7月31日読み終わったAudible地元から離れての一人暮らしなので、親戚の訃報はいつも実家から連絡を受けることが多かった。 だから、死はどこか遠い存在のように感じていたし、何となく死を扱うことがタブーのようにも思っていた。 だが、「喪の旅」に寄稿した人たちには、家族が亡くなって、死自体もとても身近なものなのかもしれない。 そして、悲しみも簡単には癒えない。 ただ、悲しまないように、遠い存在にしてしまうこともないんだと知った。毎日仏壇に手を合わせるだけではなくて、好きだったものを追体験したり、心の中でたくさん会話したり、そうやって故人を想い続けることで、日常に溶け込んでいくのだろうな、と。


アヤシイモノ@ayashiimono2026年7月5日読み始めた歌人 河野裕子さんがまさに最期のその時に遺した歌が載っていますが、美しさや愛の深さを通り越して、歌人の執念すら感じました。書き留めた旦那様のその時の想いはどんなものだったのか。 それ以外にも、タイトルの通り喪をなぞる旅は静かに心に沁みそうです。













