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2026年9月28日

僕は珈琲
片岡義男
片岡義男さんの「雨の柴又慕情」という『男はつらいよ 柴又慕情』を観て語りあい、最後には演じ出す短編小説をこの前読んで、最高で大好きになったのだけど、ここでもまた『男はつらいよ』が取り上げられていた。やっぱりお好きなんですね。今回は柴又で喫茶店を経営しているマドンナが登場する八作目の『寅次郎恋歌』(「柴又慕情」は九作目)。でも「寅さんは珈琲を飲まない。」なるほど。そんな話を淹れたばかりの珈琲を飲みながら読んでいる。日本語の台詞を聞きつつ英語字幕を見れるようDVDを設定し、幾つかの台詞を取り上げてその「翻訳」を評していく。最後にとある台詞の字幕を確かめる、そのためだけにこの映画をもう一度観るのも一興だろう、と作品への愛着を書いた後、少し唐突にけれども実感を込めて「寅さんは、ある時ふっと、柴又へ帰ってくる。そこにマドンナがいる。マドンナとの確執が終わると、寅さんはふらっと旅に出る。こういう設定は魅力的だと思う。」と書かれ文章は締め括られる。この唐突さとあっけないような終わり方、こういう構成は『男はつらいよ』と同じように魅力的だと思う。今日の珈琲はなんだか酸味が強いから、ミルクを加えてカフェ・オ・レにしようかなとも思っている。







