
ひばり
@hibarinouta
2026年9月28日
倚りかからず
茨木のり子
読み終わった
Eテレ『心おどるあの人の本棚』で鈴木敏夫さんが紹介なさっていて気になり読んだ。
以下好きな節
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ
ー『倚りかからず』より
「よろしい
お前にはまだ笑う能力が残っている
乏しい能力のひとつとして
いまわのきわまで保つように」
はィ 出来ますれば
ー『笑う能力』より
〈絶望の虚妄なること まさに希望に相同じい〉
魯迅が引用して有名になった
ハンガリーの詩人の一行
絶望といい希望といってもたかが知れている
うつろなることでは二つともに同じ
そんなものに足をとられず
淡々と生きて行け!
ー『ある一行』より
