
JUMPEI AMANO
@Amanong2
2026年9月28日
お墓はどうなる
辻󠄀井敦大
まだ読んでる
お風呂読書
@ 自宅
第5章読む。格差の反映としての散骨ももちろん興味深いんだけど、自動搬送式納骨堂ビジネスの移り変わりもめちゃおもしろいな。
〈利便性や墓参りの負担軽減を求め、「死んだ後にも自身を弔ってほしい」「生きているあいだに家族を弔いたい」という人々の願い[...]こうした願いは、二〇〇〇年代以降に都市部で増加してきた自動搬送式納骨堂にも通じている。〉(118頁)
〈近年の住宅市場の動きに先駆けて、「死後の住宅」ともいわれるお墓では、二〇〇〇年代から自動搬送式納骨堂が限られた空間を細分化し、多数の利用者を集めることで収益性を高めていた。〉(126頁)
〈二〇一〇年代以降、散骨の利用は本人による自己決定と、行き場のない遺骨の解決策に分かれつつある。一九九〇年代後半から続く散骨の事業化の延長に、弔いの意味をもって行われる自己決定にもとづく散骨と、遺骨を「廃棄」するための散骨が併存するようになったのだ。〉(140頁)
〈散骨は、個人に新たな自由をもたらしたが、経済的に自立できない層にとっては弔われる権利を失わせるものともなった。〉(142頁)