はな "マリはすてきじゃない魔女" 2026年9月28日

はな
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@hana-hitsuji05
2026年9月28日
マリはすてきじゃない魔女
第7章 魔法だけが魔法じゃない 第6章でテンションがフルスロットルになった私の粗熱をとるような第7章。緩急素晴らしい。 ナメクジは苦手だし触ろうと思うことはこれからもないだろう。でもどんな生き物でも生きるためにそういう形になったわけで、別に私のことを怖がらせようとして進化したわけじゃない、確かに。 計算が得意なスジ、物知りのレイが力を合わせて、大ピンチに立ち向かう。 レイが、自分の信じた「すてき」に、なれた瞬間を感じているところで、こちらの心まで小さく震える。 自分も自信がない時、なりたい自分になれたと思えるために、肩書きを欲しがった時期があったのを思い出す。それは自分を守る鎧みたいな感覚だったかも。でも、結局肩書きを手に入れるまで努力した自分とか時間とかそういうものの力を借りて、自分の思い描くすてきな自分になりたかったのかもしれない。 なりたい自分だと思っていた姿のもう一つ奥に何か見えてきそうな時ある。 イソ先生みたいに相手に届いているかわからない思いを送り続けていたら、ある日それがしっかり受け取られていたんだと気づく日がいつかこうして来るのかもしれない。贈り物みたいなやつ、時々ある。 「もしかしたら、だれかひとりが無理に背負わなくてもいいのかもしれません。みんなでちょっとずつできることを分担しあえば」 「でも、そのためにはつらいときに助けてといえる勇気が必要なのかもしれない。グウェンダリンはずっと自分には勇気があるとばかり思っていましたが、ほんとうに強いのは、できないことをちゃんとことばにできる魔女なのではないでしょうか」 それぞれの中の「すてきな魔女」の定義が塗り替えられて行くの、本当にすてき。 なんなんこの本。セボンスター的なすてきが後から後から溢れてくる。
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