
Tomy
@books_tomy
2026年9月28日

時空旅行者の砂時計
方丈貴恵
読み終わった
第29回鮎川哲也賞受賞作。
タイムトラベルがトリックの鍵になる特殊設定もののミステリ。
館の見取り図や家系図が出てきたり、バラバラ死体や見立て殺人が行われたりと本格ミステリ感満載なのに、それ以上にタイムトラベルの要素が前面に立ちすぎて、途中から自分で推理するのを放棄してしまった。
肝心のタイムトラベルも「時空移動の四つの制約」があったり、読み進めていくとビックリ箱のように驚きの設定が出てくるのでそれについて行けないと読むのがキツイかも。
本格ミステリ×特殊設定の作品としてよく練られた推理小説だと思うけれど、同じく鮎川哲也賞受賞作の「屍人荘の殺人」と比べると細かい設定が多いためか全体的に説明が多いなあという印象で今一つストーリーに入っていけなかった。
