さぶりす "羊と鋼の森" 2026年9月28日

羊と鋼の森
羊と鋼の森
宮下奈都
時代によって同じ音でも周波数が変わっていってる話とか、環境や弾く人に合わせて微妙な調整をするとか、でもその音には共通の名前がつけられているってのは面白いなあ。あるかも分からない完璧の一点を目指して調律する。その完璧さは、固定されたものではなくて、揺らぎの中の不確かさの中にある、だからこそ根気と諦める強さも必要。みたいなのは、何だか創作に近いのかなって思った。 文章が柔らかくて、あどけなさや優しさがあって、主人公の雰囲気とぴったり合ってる感じ。するすると読めて面白かった。
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