しゅう "霧越邸殺人事件<完全改訂版>..." 2026年9月29日

しゅう
しゅう
@shuu62
2026年9月29日
霧越邸殺人事件<完全改訂版>(上)
結局上巻を一気読みしてしまった。 偶然迷い込んだとしか思えない屋敷で、見立て殺人が起こり、超常現象も起きている。 人間が犯人ならなぜわざわざこの瞬間に殺人を行ったのか、わざわざ見立て殺人にする理由は、など典型的な疑問が浮かんでくる。 また登場人物と調度品との符合も気になる点だが、深月だけ名前ではなく本人に酷似した肖像画が存在するなど、他の人物との違いを思わせる。(しかし甲斐とカインは無理矢理では?) 劇団員より先に医師の忍冬が先に屋敷に来ていたので、屋敷の人間を除外すると、劇団員の到来を仕組んだ忍冬がこっそり調度品を紛れ込ませた、などは僅かながら考えられるかもしれない。 そして、時折屋敷を徘徊する謎の人物だが、実在するとすれば、屋敷にとってどういう存在なのかが気になる。 仮に外に出したくないのであれば、座敷牢のように部屋に閉じ込めておく事も出来るだろうが、ある程度自由に徘徊している。 それなのに屋敷の人間は実在を否定する。何か手を出しにくい人物なのだろうか。 この屋敷自体の謎と、見立て殺人の謎との繋がりは今のところ見えないが、ここが繋がってくるともう一段階上の面白さになりそうだ。 期待して下巻を開く事にする。
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