
ぐーぐー
@guuuma_
2026年9月29日

新しい恋愛
高瀬隼子
読んでる
「それから、『知星ちゃん!』と光の塊みたいな声に名前を呼ばれた。思わず、ふっと笑ってしまう。」p.76
「この子は今年で十四歳だ。子どもだけど幼子ではない。きらきらしたロマンチックな話が求められているのは理解しているけれど、そうではない話を伝えられる身近な大人がわたしだけだとしたら、希望に沿う物語を語れなくてもいいのかもしれない。」p.85
「いくつかの否定の言葉が、頭の中をぐるぐると飛び回ったけれど、そのどれもが、これからを生きる美寧々に手渡すにはふさわしくないものだった。」p.95
「はたして、我慢できる涙まで流す必要があっただろうか。」p.100
「一生に一度しか使わないような愛の言葉も、美寧々の言うところの『好きの言い換え』には違いないのだけれど、わたしは言葉が通わない人と暮らすのはさみしい。お互いに通じ合う言葉で、お互いの話がしたかった。」p.105
「わたしは、欲しい言葉を差し出せる人ではなくて、欲しくない言葉を突き付けてこない人と暮らしていきたいのだ。」p.108