
阿部義彦
@xtc1961ymo
2026年9月29日
ユーモアの鎖国 新版
石垣りん
読み終わった
1920年生まれで、4歳で母を亡くし、高等小学校のみで上級学校には行かず14歳ですぐに銀行員として働き定年まで勤めあげ、その間詩作に励み、一生を独身で通した生活詩人。そんな、石垣りんさんのエッセイです。先に後から出たエッセイ「焔に手をかざして」を読んでしまいましたが、こちらが本来は先に出たもので、こちらにはご本人作の、詩やその抄訳も活字になってます。自分は詩はあまり得意では無いのですが、今の詩と違って平易な言葉で綴られていて、安心しました、最近の詩に関しては自分はついていけなくて、若者に人気のタヒさんでさえ、私の理解には余るくらいの詩音痴なもので。戦争の傷跡、公害、労働組合、男女差別、石垣りんさんの家系が不幸が多すぎて、その逃げ場として、一刻も早く、独立して自分で稼いで、好きな事ができるように、とにかく家を出たかったのが全ての原動力になってたのでしょう。妹二人も亡くし、戦争で弟も戦死、父の再婚相手の義母まで相次いで亡くして、その悲しみはいかばかりだったでしょう。その事があったので生涯独身を貫いたのではないでしょうか。唯一、詩作に関しては、良い先生に恵まれ、その才能を思う存分のばせて、職場でも今度回覧紙を発行するので、詩をお願いします、などと気軽にお願いされて、大切にされていたのが垣間見えました。









