
euy
@euy
2026年9月29日
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
フィリップ・K・ディック,
土井宏明,
浅倉久志
読み終わった
やば。創作力すご。
世界大戦によって放射能に汚染された灰が降り積もり、生物が激減した地球。
そこまではまあよくある設定なんだけど、生き物を飼うのが上流階級の嗜みになってて、高額な本物の生き物に手が届かない庶民は電気動物を飼うことで見栄を張ってる、主人公は本物の生き物を飼いたくていつもシドニー社のリストを持ち歩いて値段をチェックしてる、って設定が斬新で、でもやたらと説得力がある。
マーサー教とかいう謎の宗教も、最後までなんなのか難しくてよくわからんかったけど、作品の中で謎の存在感を示してる。
独特のハードボイルドでディストピアで思弁的な世界観に引き込まれる。
ストーリー展開も普通におもろい。
そしてこの1冊でめちゃ動物好きになりそう。笑
アンドロイドと人間の違いは明確に描き分けられてたなー。
思いやりがあるのが人間で、残酷なのがアンドロイド。
こいつアンドロイドやのにいいやつやんと思ったら、人間だったし。
今の技術や道徳観念に照らしたら、そんな単純に割り切れなくて、もっと複雑なことになりそうだけど。









