
ジクロロ
@jirowcrew
2026年9月30日
精神の生態学へ(下)
グレゴリー・ベイトソン,
佐藤良明
読んでる
一定したストレスが制御の位置の求心化を促し、変動するストレスがその遠心化を促すのだとすれば、進化の図柄を決定する遠大な時間と変化のレベルで、制御が遠心的な方向へ移行していくのは理に適ったことであると思われる。
(p.48)
あえて「変動するストレス」を自ら作り出したり、その中に飛び込んでいく人もある。賭博者、冒険家。「遠心化」とは、制御不能な神や自然を相手に、どこまで戦えるかという無謀とも言える試み。
逆にストレスのない(誰にも相手にされない)「無双状態」というのが一番危険な状態。これは遠心に敗れた者が見せる病的なまでの求心の果ての孤立。

