
傘野
@amemoyou0831
2026年9月21日
時の辞典
岡野大嗣
読み終わった
岡野さんの第1歌集から第4歌集までの歌を365首収録した、岡野さんのベスト盤(版?)のような作品集。1月から12月まで、1日1首読める体裁にされていて、ページはすべてカラーで配色は12色。ページの質感も「辞典」を意識しているのか、薄い紙を採用されている。
ここに収録された岡野さんの歌集は読んでいたけれど、歌集や章立てなどの枠組みを取り払いあらたに一首組にして「どこから読んでも大丈夫」なように組み直されると、意外と覚えていない歌や印象が変わった歌が多いな、と思ったりした。この歌集から岡野さんの短歌に入るひともいるだろうからそれが良いことなのかは解らないけれど、新鮮で歌と出会いなおす感覚があった。
老犬を抱えて帰るいつか思い出す重さになると思いながら
はこの歌集のなかにあっても好きだな、と思う。