時の辞典
44件の記録
ライツ社@writes_p2026年5月27日読んでる『時の辞典』は、「短歌集」というより、誰かの記憶のアルバムをそっと覗かせてもらうような本でした。 正直、短歌って少し難しいイメージがあったんです。でもこの本は、一首ごとに大きな事件じゃなくて、「なんでもない日の感情」が丁寧に掬われていて、読んでいるうちに自分の記憶まで引っ張り出されてきます。 特に好きだったのが、 「ファミレスは小さな足湯 近況をどこまでさかのぼって話そうか」 という短歌。 “ファミレス=小さな足湯”っていう感覚がすごく絶妙。久しぶりの友達と会った時の、微妙な距離感とか、話したいことが多すぎる感じまで伝わってきて、本を閉じてしばらく余韻に浸ってしまいました。 この本のおもしろいところは、「今日はどんな短歌かな」と日付で開けるところ。365首あるので、その日の気分や季節に自然と寄り添ってくれる感じがあります。流れていく言葉じゃなくて、「今日」という日にちゃんと留まってくれる。 あと装丁についても、かなり可愛いです。鍵のホログラム箔や、月ごとに紙の色が変わる仕様は、持っているだけで少し嬉しくなります。 短歌に詳しくなくても読めるし、むしろ「短歌ってこんなに日常に近いんだ」と思わせてくれる一冊です。誰かへのプレゼントにも、自分のための本にもしたくなる本です。


鮨田わさび@wasabichan2026年3月23日読み終わった『たやすみなさい』を読んだことがあり、岡野さんは生活の中にある柔らかさを切り取ったような短歌が魅力的だなと思っていたので、コチラの本もとてもいいなと思った。 自分の誕生日の短歌が自分に刺さってうれしいなぁという気持ちになったし、知っている人の誕生日も「なんか、あの人のイメージに合う気がする。いい歌だなぁ.......。」という新しい鑑賞の体験が出来る歌集だった。 柔らかな歌を詠むために、漢字が一首という狭くて無限大な世界に与える印象を自分なりに考えながらひらがなに開くことを意識したくなった。
ナベリコブタ@naberikobuta2025年12月19日読み終わった★★★★☆ 良かった。 歌集って作品の出来や装丁より、読んだ時の読者の体調とか精神状況で評価がガラッと変わるよね。 ので、歌集に関しては手放すかどうかは3回以上読んでから決めることにしてる。

小野寺てる@applediaryno12025年1月1日読んでる今年の始めから、毎日の終わりにその日の歌を読んでる。 ところどころ、思ったことやその日にあったことなどを付箋に書いて。 年の終わりを迎える頃には2025年の日記になりそう。楽しみ!
















































