
jaguchi
@jaguchi87
2026年10月1日

ミトコンドリアが進化を決めた
ニック・レーン,
斉藤隆央
読んでる
生命が全く存在しない状態から、存在する状態になる、というのがどういうことなのかイメージできていなかった。原初の生命の基礎的な要素について分からないなりに解釈すると、透過性のある「膜」というのは非常に重要な存在らしい。膜の内外でのpHの差によって化学浸透が起こり、天然のダムのように電位差が生まれる。(因果関係が何か違うかも。自信がない)
プロトン駆動力とは、膜の片側からもう片側へのプロトン勾配にたくわえられた位置エネルギー。考えてみれば「それはそうか」という感じなのだけど、私のような理科に疎い人間だと、原子核のようなミクロの世界にも位置エネルギーがあるというのが目から鱗だった。
・何億年ものあいだ、太陽は、熱力学第二法則に逆らうのに必要なエネルギーを絶えず提供しつづけた。化学平衡を崩し、自然に化学浸透を起こす細胞の形成をうながしたのだ。(……)有機物の細胞も無機物の「細胞」も膜でつながっており、膜のなかには細胞の有機的な構成要素が、海に拡散しないように物理的に収められている。p.145







