
イシイルカ
@ishiiruka0421
2026年10月1日

東京タワーが消えるまで
森沢明夫
読み終わった
前半は森沢さんお得意の、都会でいきなり恋人に別れを告げられ、全てを捧げて大事に大事に育てていた子飼いのアーティストに裏切られ、心身ともに傷ついて文字通りボロボロになった女性が、海のそばの田舎に帰ってきてのんびり心身ともに癒やされるという話。
後半は都会に戻ってハルトくんとの二人三脚の疾走。
彼の一人娘のミッチーと、トシちゃんと、すみれさんの周りのとてもとても素敵な仲間たちとの奇跡。
ライブハウスの場面は思わずもらい泣き。というかもはや号泣。
みんないい人だなあ。この作者の物語には基本的にいい人しか出てこない。
最後もとてもとてもいいラストなのだけれど、個人的にはDEEP SEAのメンバーが業界で干されて、すみれさんに土下座して謝りながら泣きついてくるような、そういう場面も期待していたのだけど、それは俺のココロが狭いからなんだろうなあ。
《赦しとは、踏みつけられたスミレの花が、自分を踏みつけたかかとに放つ芳香である》
2025/08/03




