
友録
@tomoroku
2026年10月1日
君のクイズ
小川哲
読み終わった
正直、物語としてはそこまで刺さらなかった。でも、読み終えてからじわじわ来るものがあった。
主人公も、仲間も、番組側も、想定外の出来事に振り回され、怒ったり悲しんだりする。それでも最後には、それぞれが自分の人生を前に進めている。そんな中で、本庄だけが不思議なくらい自分の理想を貫いていて、異質で、天才的に感じた。
そして主人公も、クイズへの情熱を失うどころか、事件を通してクイズの本質に一歩近づいたように思う。事件の謎を解く物語というより、クイズに取り憑かれた人間が「クイズとは何か」に近づいていく物語だったのかも。


