
ひとみん
@hitomin104
2026年10月2日
罪の声
塩田武士
読み終わった
オーディオブックで聴いた
新聞記者と加害者の親類の双方から事件の真相に迫っていく過程が面白く、双方が交わりそうになるにつれ、俊哉の心境にシンクロして聴いてる側も緊張感が走る。
たまに都合よく写真があったり情報が手に入るものの、基本的には地道な捜査の上で話が展開していくので読み応えは十分。
ミステリよりも人間にスポットが当たっているため全てが詳らかにならないのは仕方ないものの、物語の中で何度も言及されるキツネ目の男が未解決なことにもやもやしてしまう。
しかしモデルにされた事件の犯人の似顔絵がキツネ目の男そのものなので、キャラ作って深く掘り下げるのは難しいものがあったか。
オーディオブックとしては、阿久津役のツダケンさんのやる気のない脱力感はなかなか癖になる。