
本を読む多鶴
@tadu4
2026年10月2日
教養主義の没落
竹内洋
読み終わった
自分を高める為に教養を身につける。教養を積み重ねた人は権威を持ち、存在感が増す。
なのに、そういう流れはどうして大衆へ権威を保てなくなったのか。
その流れを解説した本。
ここでいう「教養」は、哲学や社会、思想などを扱った人文書を読むこと。
人文書を扱う専門家や教授が持て囃され、大衆化し、やがて批判の的になる。
そういう「教養」は過去の話ではない。
趣味や娯楽の文化面でも、一目置かれた存在は注目され、評価が大衆化されていく。
その流れが通じるところがあるから、この本は今でも読まれているのかもしれない。
自分の好きなものがなぜ有名になると、一部から嫌われるのか。その一端を読み解く手がかりとして、読めて良かった。
専門用語が多いので、サクサク読むのは少し難しかった。
