しぐま "モモ" 2026年10月2日

しぐま
しぐま
@hnnnnnk7
2026年10月2日
モモ
モモ
ミヒャエル・エンデ,
大島かおり
子供の頃に読んでいたかったと思いつつ、今だからこそこの物語に共感・納得でき、時間について改めて考える機会をもらえたと感じるのではと思った。 途中まではモモと周りに集まる人たちの何気ない話。単調に感じてページの進みが遅くなってしまったけど、ここがあるからこそ、後半の物語に効いてくるのかと読み終えて実感。 前半が物足りなく感じたのは、私の背後にも灰色の男たちがいるからなのでは…とゾクッとした。 子供達とモモが遊ぶ場面で、昔は何もなくても柵とか、ブロックがあれば、そこから想像を広げて無限に遊べたあの頃を思い出した。空想する時間、考える時間、最近は忘れてしまっていたかも。そんな時間はない、その時間があればもっと生産性のあることができる…と考えてしまう自分がいる。灰色の男たちの影を感じた。 モモが物語を進める中で、読者にも気づいて!と伝えてくれているような気がした。 本当に1973年に書かれた物語なのか疑うほどに、今の世の中のことを言っているようだった。 1973年からその前にもこういう時代があったのか、人々がより生きやすくを求めていく中で、本当の「心の豊かさ」に必要なものは減っていってしまうのではないか。両立は難しいのだろうか。一人一人の捉え方でどうにかなるのだろうか。 きっとまた読む時、違う見え方ができてるんじゃないかなと、未来の自分の感想にワクワクする。 今はこれを書いているこの時間を私は大切にできたと思う。
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