
雛森
@hinamori
2026年10月4日

海
小川洋子
買った
読んでる
小説
『バタフライ和文タイプ事務所』読了。
すごくいいなと思うのだが、どこがどういいかと問われると答えに窮する。
取り合わせが上手いんだと思う。
『海』でも、結婚というおめでたいことがあってさえ明るくならないぬめっとした家の娘が、保健体育の教師だった。
この『バタフライ和文タイプ事務所』も、人の湿った柔らかい部分を指す漢字が、鉛の硬い棒状の活字で字面も硬い。
静かで、穏やかで、かさかさした空気の中ぬるっとしていて、気色悪い。

