海

116件の記録
こいのすけ@koi6952026年1月4日読み終わった小川洋子さんが生み出す発想・設定の多彩さに凄みを感じる一冊。「鳴鱗琴」という架空の楽器や、「活字管理人」「題名屋」のような架空の職業人から成るストーリーは、短いながらも奥行きがあって引き込まれます。 特に好きな作品は「バタフライ和文タイプ事務所」。本書に収録されているインタビューで、「官能小説をオファーされて書いた作品」とおっしゃっているが、小川洋子さんが書く官能小説は「エロ面白い」。
碧衣@aoi-honmimi2026年1月1日読み終わったかつて読んだ恋人の実家への挨拶、体の大きな「小さな弟」だけが奏でられる鳴鱗琴。最初に読んだ頃はただ穏やかな話だと思っていたけど、読み返すとあちらこちらに不穏な気配が紛れ込んでいることに気づく。しかし、それに気づいたからと言って何かが変化することがないのを私は知っている。 二作目の「風薫るウィーンの旅六日間」のシュールさに変な笑いが出そうになりながらも厳粛な気持ちになり、「バタフライ和文タイプ事務所」の活字管理人は今の時代ならどこにいるのだろうと考えたりする。 「ひよこトラック」の言葉を話さない少女と孤独な老齢なホテルのドアマンとの言葉のないやり取りや、「ガイド」の少年と思い出に題名を付ける題名屋の老人との交流。一見、穏やかで微笑ましくも見えるこれらの物語の中にも毒は紛れ込んでいるのだろうか。



C@c2025年12月22日読んでる数年ぶりに小川洋子作品を読んだ。以下はふたつめの短編『風薫るウィーンの旅六日間』の感想 琴子さんのとんでもない厚かましさ(慎ましい人間を装おうとするところ含めて)と、『私』のNOの言わなさにマジで読んでる間ず〜〜〜〜〜〜っとイライラしてて、あんなに大好きだった小川洋子作品がついに肌に合わなくなってしまったかもしれんとちょっと焦った が、ラストが最高だったので、そういえば私は小川洋子の着地のしかたが好きだったのだということを無事思い出した さすが小川洋子 やはり小川洋子



- つちのこ@mt_42025年12月7日読み終わった「海」を読んだ後の「風薫るウィーンの旅六日間」がすごくよかった。 「ひよこトラック」もなんだか忘れられない話になりそう。 帯の「一度読めば、心に棲みつき離れない。」っていうのがまさにその通り。




ひいろ@hiirokioku2025年11月24日読み終わったとっってもよかった。『偶然の祝福』に続き、これもまただいすきなお話になった。 小川洋子さん、まだまだ読んでない作品がたっくさんある。なんて幸せなことなんだろう!



mogu@funifumo2025年11月21日読み終わった心の芯に響く感覚 ひとつひとつの物語たちがずっと低く誰にも聞こえない振動を発しているかの様 『シュガータイム』ではしっくり来なかった部分が、この『海』では美しさがかえって腑に落ちた 装丁も綺麗 街の図書室で借りたものだが、買取して自分のものにする予定(良いサービスがあるので)🪸


karin@karin_022025年11月9日読んでる色んな本を併読してるけど、それらの合間にこれも読んだりしてる。さっきウィーン旅行の話読み終わって不思議な気分になったけど同時にクスッと笑った。どの話も文章も著者様の才能に流石だなぁ〜と驚いている。


みの村@rcxwj2025年11月6日読み終わった似たような体験をしていた為か「ひよこトラック」を読んだ時は読後がすごく良かったです。「バタフライ和文タイプ事務所」はこういう表現があったのかと小説描写の深さを改めて知ることが出来、堪能しました。短い文章にたしかにある芯の物語。どの物語も満足しました。



- youy@youy2025年11月3日読み終わった「ガイド」が好き。 著者インタビューがついているのもうれしい。「たとえ本というものが風化して消えていっても、耳の奥で言葉が響いている……そんな残り方が、私の理想です。」





もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年9月28日読み終わったよかった〜とてもよかった〜 小川洋子の小説の中で、文才のない人がそのストーリーを意訳すると奇妙な話になりそうな、小川洋子の文体だから美しく仕上がる物語というジャンルがあると思ってて、今回は『風薫るウィーンの旅六日間』がまさにそれだった。収穫! 『バタフライ和文タイプ事務所』は小川洋子独特のエロティシズムでとても魅力的な話だった。 『薬指の標本』みたいな。 短編集はするする読めてしまってあっという間に終わってしまってもったいないな。










N@r_is_for_read2025年8月11日読み終わった以前読んだ「薬指の標本」と雰囲気が似ている気がする。どこか死の匂いがする物語たち。 私のお気に入りは「ひよこトラック」。短いけれど惹きつけられた。








nishi@nishi2025年6月25日読み始めた読書日記@ Spotify O-EAST開演を待ちながら [追記] 終演。大好きな「あなたのなかの忘れた海」を聴きながら、「海」だ、と思った。 People In The Boxの音楽と小川洋子の小説は相性が良い気がしている。

ニチカ@10942025年6月13日読み終わったやっぱりわたしは、小川洋子さんの書くちいさな子どもが大好きだと思った。無垢で純粋だけれど、かしこくて、どこか年齢と不相応な感じがある。そして、子どもだけじゃなくて、小川洋子作品に出てくる人たちはみんな浮世離れしているなあと思う。姿の見えない楽器を演奏し続ける人や、いろんな人の思い出に名前をつける人。この人たちはこの物語が終わったあとも、明日も明後日も、かわらず毎日を過ごしていくのだろう。自分だけの世界を必死に守りながら生きている人たちが織りなす、しずかで味わい深い、すてきな短編集でした。
海老塩@ebi_salt2025年6月2日読書日記小川洋子さんの作品は先にエッセイを読んでいて、物語を読むのは『海』が初めて。 エッセイを読んでいた時から、すっと入ってくる文章を書かれる方だなと思っていたけれど、この短編集もそうだ。 不思議な短編ばかりなのに、なぜかすっと入ってきて、ほう...となるような。余韻の残る短編ばかりだ。 その余韻の残り方が、ゆらゆらゆれる、海の水面のよう。





akamatie@matie2025年5月6日読み終わった不思議な温度感の超短い作品が集まった短編集。 官能小説を依頼されて書いたという短編では、エロい漢字をピックアップして意中の相手にアピールする展開が、男子中学生っぽくて思わず笑ってしまった。 幻想的な世界観に浸れる長編とは違って、短編では小川洋子のユーモアが顔をのぞかせていて(真面目に書いているからおもしろいのかもだけど)、ふふふって気持ちで読めました。- ポ@pndrng_20261900年1月1日読み終わった一話ずつがとても短い。なのに何故か読了感がある。 正直表題作はうーんという感じだったが、ガイド・風薫るウィーンの六日間(人間違いなんてコミカルテイストな話もあるんだと思った)とか好きな話は多かった。 さらっと小川洋子さんの世界観に戻りたい時に読む一冊になるかも。
















































































































