海

79件の記録
ひいろ@hiirokioku2025年11月24日読み終わったとっってもよかった。『偶然の祝福』に続き、これもまただいすきなお話になった。 小川洋子さん、まだまだ読んでない作品がたっくさんある。なんて幸せなことなんだろう!



mogu@funifumo2025年11月21日読み終わった心の芯に響く感覚 ひとつひとつの物語たちがずっと低く誰にも聞こえない振動を発しているかの様 『シュガータイム』ではしっくり来なかった部分が、この『海』では美しさがかえって腑に落ちた 装丁も綺麗 街の図書室で借りたものだが、買取して自分のものにする予定(良いサービスがあるので)🪸


karin@karin_022025年11月9日読んでる色んな本を併読してるけど、それらの合間にこれも読んだりしてる。さっきウィーン旅行の話読み終わって不思議な気分になったけど同時にクスッと笑った。どの話も文章も著者様の才能に流石だなぁ〜と驚いている。


- 縹 HANADA@rcxwj2025年11月6日読み終わった似たような体験をしていた為か「ひよこトラック」を読んだ時は読後がすごく良かったです。「バタフライ和文タイプ事務所」はこういう表現があったのかと小説描写の深さを改めて知ることが出来、堪能しました。短い文章にたしかにある芯の物語。どの物語も満足しました。




- youy@youy2025年11月3日読み終わった「ガイド」が好き。 著者インタビューがついているのもうれしい。「たとえ本というものが風化して消えていっても、耳の奥で言葉が響いている……そんな残り方が、私の理想です。」





もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年9月28日読み終わったよかった〜とてもよかった〜 小川洋子の小説の中で、文才のない人がそのストーリーを意訳すると奇妙な話になりそうな、小川洋子の文体だから美しく仕上がる物語というジャンルがあると思ってて、今回は『風薫るウィーンの旅六日間』がまさにそれだった。収穫! 『バタフライ和文タイプ事務所』は小川洋子独特のエロティシズムでとても魅力的な話だった。 『薬指の標本』みたいな。 短編集はするする読めてしまってあっという間に終わってしまってもったいないな。










N@r_is_for_read2025年8月11日読み終わった以前読んだ「薬指の標本」と雰囲気が似ている気がする。どこか死の匂いがする物語たち。 私のお気に入りは「ひよこトラック」。短いけれど惹きつけられた。








nishi@nishi2025年6月25日読み始めた読書日記@ Spotify O-EAST開演を待ちながら [追記] 終演。大好きな「あなたのなかの忘れた海」を聴きながら、「海」だ、と思った。 People In The Boxの音楽と小川洋子の小説は相性が良い気がしている。

ニチカ@10942025年6月13日読み終わったやっぱりわたしは、小川洋子さんの書くちいさな子どもが大好きだと思った。無垢で純粋だけれど、かしこくて、どこか年齢と不相応な感じがある。そして、子どもだけじゃなくて、小川洋子作品に出てくる人たちはみんな浮世離れしているなあと思う。姿の見えない楽器を演奏し続ける人や、いろんな人の思い出に名前をつける人。この人たちはこの物語が終わったあとも、明日も明後日も、かわらず毎日を過ごしていくのだろう。自分だけの世界を必死に守りながら生きている人たちが織りなす、しずかで味わい深い、すてきな短編集でした。
海老塩@ebi_salt2025年6月2日読書日記小川洋子さんの作品は先にエッセイを読んでいて、物語を読むのは『海』が初めて。 エッセイを読んでいた時から、すっと入ってくる文章を書かれる方だなと思っていたけれど、この短編集もそうだ。 不思議な短編ばかりなのに、なぜかすっと入ってきて、ほう...となるような。余韻の残る短編ばかりだ。 その余韻の残り方が、ゆらゆらゆれる、海の水面のよう。




akamatie@matie2025年5月6日読み終わった不思議な温度感の超短い作品が集まった短編集。 官能小説を依頼されて書いたという短編では、エロい漢字をピックアップして意中の相手にアピールする展開が、男子中学生っぽくて思わず笑ってしまった。 幻想的な世界観に浸れる長編とは違って、短編では小川洋子のユーモアが顔をのぞかせていて(真面目に書いているからおもしろいのかもだけど)、ふふふって気持ちで読めました。


















































































