
みどり
@midori-read
2026年10月4日

ムーン・パレス(新潮文庫)
ポール・オースター
読み終わった
クラリネット奏者で千冊近くの本を残していった伯父。風変わりな金持ち老人。とてつもない肥満体の歴史学者。貧乏学生である主人公を取り巻く人々の人生と、彼らが主人公に残していったものたちの話。
「月」の存在が印象的でありながらも、どの人生にも同じ月はなく、けれどラストシーンで主人公が見た月はずっと作品の中に在り続けていたのかもと読後に考えた。たくさんの人の人生を生きたような、ものすごく好きな読後感。また読み返すだろうと思う。
