つきつづ
@tsuzuru
2026年10月4日
黒猫館の殺人〈新装改訂版〉
綾辻行人
読み終わった
今回わりと平和なつくりの館だな……ぐらいのゆるさで読み進めていたんですが、全然いつも通りのトンデモ建築物でしたね
手記をあとから読み進めていく形式都合で、なんとなく問題編(手記パート)→解答編(読み進めるパート)みたいなつくりをしているわけですが、いろいろお茶濁しながら楽しそうにしてる鹿谷さんと、それに振り回されてるのか外野で眺めてるのか微妙なラインの江南くんのコンビはおおむねいつもどおりお元気そうでよかったです
あと、この形式だと、探偵と助手は基本的に危ない目に遭わないのでよいという気づきを得ました
安楽椅子だと探偵は遠巻きでも、助手くん走り回ったり、ときどき危険が訪れたりするイメージがありますが、鹿谷さんは身も蓋もない言い方をすると過去の事件を資料など漁って野次馬してるだけなので……
とは言え、探偵と助手的には「それでいいじゃないですか」ぐらいのテンションで納得する解決編を生産したら満足して終わってるけど、雑に野放しになってる人いるけど大丈夫そ?というのは気になるところではあります
良心の呵責などはともかくとして、「その動機で人殺してたら人間社会ではさぞ生きづらくないか?」みたいなところがままある