
ひだお
@hida_2003
2026年10月3日
透明な螺旋
東野圭吾
読み終わった
ガリレオシリーズの9作目。
「容疑者Xの献身」以降、湯川が無闇に真実を暴くことに慎重になる場面が描写されてきたけど、本作でも真相の究明よりも人を不幸にしないことを優先していて、探偵の暴力性という問題に対する1つのアンサーのようにも思えた。
湯川の生い立ちについても深掘りされていて、湯川学という人間の輪郭をより一層はっきりと認識できた気がする。
どちらかというとヒューマンドラマに寄った作品だとは思うけど、論理性も蔑ろにされることはなく、ロジックの積み重ね方が丁寧なのが流石だなぁ。
まだまだ読んでいたいシリーズだけど、いよいよ次で最後になっちゃうのか...。
