ren
@ren_grayscale
2026年10月4日
宝石のこえ
野沢きみ
読み終わった
じっくり味わって読んだ。
静かで清らかな文章に引き込まれた。
終始淡々と書かれているのに、のろちゃんや了一、カナちゃん、おばあちゃん、桜井、愛ちゃんとの掛け合いや思い出にはたしかな暖かさがあった。
凪良ゆうさんの帯文「晴れすぎた空のような悲しみを帯びた世界観」がこの物語を的確に言い得ていると思った。
瑠璃が生きてきた世界は、冬の夜空のような虚空と寒さを感じるけど、暖かい出会いもあって、弱くても強く生きる姿に励まされた。
ふるさとって育った場所や過去の記憶じゃなくても、
自分で探しにいってもいいんだなって思えた。