さおり "かわりに嘘" 2026年10月4日

さおり
さおり
@prn990908
2026年10月4日
かわりに嘘
かわりに嘘
鈴木七月
読後感が伊坂作品を読んだときの読後感と似ている。伊坂作品との違いは、ささいなことはあくまでささいなこととして扱っている、ということ、これは「ミステリ」というジャンルからの「考察」(≒陰謀論)へのアンチテーゼであると思った、そのアンチテーゼを、飄々としてやっているのが好きだなと思う、謎はどれも突拍子なくて、ミステリなのかこれは、みたいに思うタイミングもあるけれど、最後まで読んでみるとちゃんとミステリで、おもしろおかしくて、そして、やわらかでやさしい。ウェブ2.0とかナントカ2.0みたいな言い方をするのであれば、わたしにとってのミステリ2.0のはじまりはこれになるのかも、と何となく思った。差し込まれる小ネタがすごく世代を感じて、世界に光が満ちた、という文言が出てきたときは、フフフ…へへへ…ってなってしまったな、おもしろかった!
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