gura
@yurakotono
2026年10月5日
四維街一号に暮らす五人
三浦裕子,
楊双子
シェアハウスの住人である、五人みんなが愛おしい。それぞれの関係性が、一人で、二人で、あるいはみんなで食べる食卓で変わってくるのが面白かった。台湾の豊かな地域性に富んだ食べ物にも前作に引き続きそそられる。
1章ごとにひとりの住人の物語になっているが、大家さんの章では、各章に登場しながらも謎めいていた彼女の人生が語られる。シェアハウスの借り手四人の誰が欠けても語られなかった内容が、切なくも暖かかった。
