
グチャ
@gucha
2026年6月5日
オール・ノット
柚木麻子
読み終わった
サクサク読んだ
下高井戸駅の紀伊国屋書店で買った
BUTTERが私にはピンとこなかったけど、深沢潮さんに連帯して新潮社との契約を解消した柚木麻子さんの姿勢に敬意を持っていて、新しい作品ももう一冊読んでみようと思った
結果 どうかな
よかったけど、何度も読みたいという感じではないかなあ
登場人物がいまいち掴みにくく、テーマに奉仕してる印象がある
帯に引用された『下の世代が自分よりさらにひどい苦境に立たされているのを見ると、腹の底から湧いてくる感情は、憐れみではない。この国への怒りなのだ。』という名文、これがすべてで、そのためにキャラクターが配置されているように感じる
動機が愛や希望になく怒りや絶望にある感じがする
というか、この作家が扱う現実の問題ってあまりにも自分に近すぎて(わかってるよ……わかってるよもう……ッ)ってしんどくなってしまうのかも
だからこそ、自分にはあまり合わないけど、こういう作品がたくさん売れてほしい みたいな立ち位置だ
ラストシーンはメッチャよかった