
kohhee
@kohhee
2026年10月5日
このあたりの人たち
川上弘美
読み終わった
短いしサクッと読了。まあ読んでも読まなくてもいいって感じ。
読んでるときにおもしろくないわけじゃないが、荒唐無稽な伝聞の伝聞って感じだから何も残らないというか。まあそれがよさでもあるんだが。
内容としては、「どうかしてるちびまる子ちゃん」って感じで、レギュラーメンバーの小学生が何人かいて、街の変人たちと、おもろいんだがおもろくないんだがよくわからんないテンションの変な話を展開する。
特異なのは、登場人物の先行きが早い段階で明示されている点で、「こいつ今はこんなことしてるけど、将来男前になって演歌歌手になるのだったな」とか、ふと思い出したりして、今読んでる物語に別種のおもしろさを付加したりする。
まあでもやっぱ本来的には無意味な物語群だと思うので、真面目に読んでもしょうがないよなって感じ。寓話的、暗示的な風ではあるけれど。
荒唐無稽なんだけど妙なリアリティがあるのが気色悪い夢みたいで、そのへんはさすがに作者の力を見せつけられた。



