
無重力くらげ
@NoGravityJelly
2026年10月7日
読み終わった
高殿円作品は『シャーリー・ホームズ』シリーズを読んだことがある。今作は百貨店の外商を務める女性が主人公のいわゆるお仕事小説。ティーカップや化粧品など、百貨店で扱っている物品を背景にした箔押しのタイトルが作品の雰囲気に合っていて好き。洋菓子のバイヤーから老舗百貨店の外商に抜擢された主人公が仕事に奮闘する様はこちらの身も引き締まるようだった。ただ売り上げを伸ばすことだけを考えるのではなく、小売業のあり方や客との関係性について真摯に向き合う主人公はかっこよかった。私自身は百貨店などない地域で育ったので、外商はもちろん、百貨店の様子も新鮮な気持ちで読んでいた。一度行ってみたいな。今作はシリーズ化しているので、次巻もぜひ読んでみたい。

