
本読みの旅人
@hi_tommy930
2026年10月6日
けんぐゎい
朝倉かすみ
読み終わった
独特なオノマトペ(特に気味悪さの表現)や外来語の平仮名表記、あとは落語ぽさというか、浪曲?ぽい語りがところどころ出てきたりで、自分にとっては何とも不思議な文体だった。
前半はグロテスクなシーンが多く、特に昂ぶっている宗三郎の描写は、気分悪くなって結構久しぶりに本閉じてしまった。
後半、ふゆが『けんぐゎいの国』にみんなを集めていくところは、前半に煮詰めまくったみんなの不幸がやっと浄化されていくようだった。ただ、その国を守るためにはみんなで1つの怪物にならないといけなかったのが何とも。。
この作品の中で最も澄んでいるのは、ヒデさんなのでは?

