
白玉庵
@shfttg
2026年10月7日

光と糸
ハン・ガン,
斎藤真理子
読み終わった
やっぱりああいう小説を書くことはとてつもなく苦しく辛いことだということが、すごく静かな文から伝わってきて、しかしそれをなんとかmanageしながら作品にしてわたしたちに「電流」をくれているんだということに感動する。
Andra DayのRise Upが好きで、ハン・ガンにも影響を与えたというのがちょっと嬉しい。(わたしはなんとかカラオケで歌えないかという全くもって低レベルの影響ですが…)
斎藤真理子さんの後書きが常の如く素晴らしく、まさにこれこそがハン・ガンであると思った。
人間性の陽溜まりと血溜まりと。その二つが常に隣り合っていて、どちらかへ行こうとしたらもう一つも絶対に通らなくてはいけない。ハン・ガンの小説にはそんな特徴がある。 p195
余白が多くさらっと読めてしまうのだが、注意深く言葉を拾っていけば多くの発見がありそう。『朝のピアノ』と『自然のものはただ育つ』を思い出しながら庭の日記を読んだ。









