なみなみ "センス・オブ・ワンダー" 2026年10月7日

センス・オブ・ワンダー
センス・オブ・ワンダー
レイチェル・カーソン,
森田真生,
西村ツチカ
レイチェル・カーソンによる「センス・オブ・ワンダー」は、大人から子供に自然の慈しみを味わう大切さを伝え、 本書に続く森田夏生による「僕たちの「センス・オブ・ワンダー」」では、子から学ぶことについて綴られている。 どちらもまっすぐで愛おしく、美しい。 北米と京都。自然に囲まれたところと、人の暮らしの中にある自然と。対極にあるようで、人との営みや自然から受け取ることの喜びはどちらにも通じるものがある。 森田さんのお子さんがとにかくかわいく、読んでいて思わず笑みがこぼれてしまう。10のカエルを見つけて夢か幻かと大はしゃぎする冒頭と、結びの言葉の美しさが特に好き。 いつもイヤホンをして通っていた道を、今日は外して歩いてみる。風が木々を揺らす音。目には見えないが足元から響いてくる鈴のような虫の声と鳥の声。道を行き交う車と人の話し声。 ひと呼吸ついて周りの景色を見てみよう、もっと。 良い本に出会えたなあ、うれしい。
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