

なみなみ
@naminami_coffee
読むのは遅いけれどいろいろな本を読んでみたい
読んだ本を忘れないようにしたい
読書感想文もレポートも苦手だけれど、記録に残せたらいいなと思っています。
2026.秋 サボりすぎた…!そろそろ再開予定。がんばれ私
- 2026年10月10日
- 2026年10月7日
センス・オブ・ワンダーレイチェル・カーソン,森田真生,西村ツチカ読み終わったレイチェル・カーソンによる「センス・オブ・ワンダー」は、大人から子供に自然の慈しみを味わう大切さを伝え、 本書に続く森田夏生による「僕たちの「センス・オブ・ワンダー」」では、子から学ぶことについて綴られている。 どちらもまっすぐで愛おしく、美しい。 北米と京都。自然に囲まれたところと、人の暮らしの中にある自然と。対極にあるようで、人との営みや自然から受け取ることの喜びはどちらにも通じるものがある。 森田さんのお子さんがとにかくかわいく、読んでいて思わず笑みがこぼれてしまう。10のカエルを見つけて夢か幻かと大はしゃぎする冒頭と、結びの言葉の美しさが特に好き。 いつもイヤホンをして通っていた道を、今日は外して歩いてみる。風が木々を揺らす音。目には見えないが足元から響いてくる鈴のような虫の声と鳥の声。道を行き交う車と人の話し声。 ひと呼吸ついて周りの景色を見てみよう、もっと。 良い本に出会えたなあ、うれしい。 - 2026年10月6日
思考を耕すノートのつくり方倉下忠憲読み終わったノートを記すにはどうしたらいい? どんな文房具?何を書くためのノート? 講義ノートの書き方は?読み返した方がいい? そんな?にひとつずつ向き合ってくれるような一冊。 じっくり読むもよし、肩肘張りすぎず、思いついたところをパラパラ捲るもよし。 最後の参考文献がとてもよかった! - 2026年10月2日
- 2026年9月26日
読み終わった死にたいの裏にある生きたいという気持ち。矛盾していて気持ち悪い。生きたいならそんなこと言うな。それを言えるだけマシ。そんな言葉に傷付いて、でもその通りで覚悟が足りないんだと思う。 感情の起伏が激しい人は迷惑です。かつて同じ状況にあったはずの人から発せられる厳しい言葉。人を傷つけた時、何度もその言葉が渦巻く。迷惑をかける自分はここにいてはいけない。 でも、この本はそれらの言葉を跳ね除けない。受け止める。 辛かったね、しんどい中声に出してくれてありがとう、と。 その言葉に固くなった心がほぐれて、言葉に出して伝えたくなる。それをノートに書き留めて、今感じている感情の他に違う受け止め方はないかを教えてくれる。感情の起伏が激しい悩みにも、受け止めて隣で見守ってくれる。 最初から最後まで優しい本。こういう本にもっと早く出会っていたら、もう少し楽になるのが早かったかな。 ちなみに最初に書いた死にたいの裏にある生きたいという気持ち。私はそれを希望だと思うし、大切にしてほしいと願う。 私もそうだった。希望だと分かった時、嬉しくなったんだ。 - 2026年9月23日
火喰鳥を、喰う原浩読み終わった積読チャンネルの紹介から知って。 登場人物の動向が気になり、読む手が止まらなくなる面白さ。 終盤は時代が行き来して事態が変化していく。そのあたりから面白さを感じなくなった。結末もそうなんだ、と感じるぐらいで。 小説はいろんな世界観を味わえるのが魅力と思いつつ、ホラーやアクション、ファンタジーに興味がもてないのはあまりにかけ離れた非現実を楽しむのが自分は得意ではないからなのかもしれないと思った。 - 2026年9月22日
韓国インスタントラーメンの世界チ・ヨンジュン,中川里沙読み終わった日本と韓国のインスタントラーメンの歴史と、韓国をはじめとする世界のインスタントラーメンの紹介、インスタントラーメンをより楽しめるスポットを紹介された一冊。 韓国のラーメンが好きな人も、辛ラーメンが辛すぎて食べきれなかった人も、店頭やYouTubeの紹介で気になるものの挑戦までは踏み切れない人も(後者2つは自分のこと)楽しめる一冊。 韓国にインスタントラーメンが渡った経緯は「カップ焼きそばの謎(塩崎省吾/著)」にも記載があったけれど、こちらの方がより詳しく書かれていた。いずれも戦後の食糧難がキーワードというのはなんとも言えない。 - 2026年9月22日
カップ焼きそばの謎塩崎省吾読み終わったカップ焼きそばと聞いて、どの銘柄を思い出すか? この問いは自身の住む地域、カップ焼きそばを食べたくなるシーン、購入場所等生活環境に密接しており人により回答が異なるのだろう。 自分は幼い頃から日清ソース焼きそばU.F.O.に馴染みがあり、ペヤングはテレビなどで名前は聞いたことがあるもののしばらく食べたことのないものだった。初めて食べた時、大きな期待が外れたような感覚を味わった。しかし、その後年1あるかないかのタイミングで大量のペヤングが食べたくなり食すものの、あんまりだなあと思う。しかし忘れた頃にまた同じことを繰り返す…。その理由が本書に秘められていた。 その他有名カップ焼きそばを持つメーカーに触れられており、構成が上手いんだろうな、すいすいページが進む。最後に東洋水産を持ってきたのも納得。やきそば弁当とバゴォーンだけじゃない、面白い会社。 カップ焼きそばが生まれるまでの歴史と時代背景も丁寧に綴られているのもよかった。 さて、次の食事はどの焼きそばにしよう?子供の頃苦手意識のあった辛子マヨネーズの一平ちゃんにトライしてみようかな。 - 2026年9月21日
読み終わった治療に必要なのは「日薬」と「目薬」。 見守っていてくれる誰かがいるからこそ苦痛に耐えられる。 途中から何度か出てくるこの2つの言葉がネガティヴ・ケイパビリティに重要な要素であり、人が生きるために必要な要素なんだ。最近落ち込むことがあり、誰も自分を見ていないしただ迷惑をかけているだけで自分は不要だ…と思っていたが、そうではなく見守る人がいてくれた。その経験と重なり、目薬の必要性と自分が赦されたような感覚を味わった。 こと言葉を知ることができただけでもよかった。 ネガティヴ・ケイパビリティは概念として分かっていても実践するにはなかなか難しい。でも、難しいと諦めるのではなく何度でも試していこう。 ネガティヴ・ケイパビリティについての説明とそれにまつわる事象、作品から見えるネガティヴ・ケイパビリティの解説や政治におけるネガティヴ・ケイパビリティの必要性まで、様々なことについて記されていた。源氏物語のあらすじや戦争で命を落とした学生の話、政治の話が続くのでちょっと混乱してしまう部分はありつつ、読みやすかった。 全く関係のない話だが、直近に読んだ本に帚木さんの名前が出てくる小説を読んでいたため、筆者の姓に思わず反応。 - 2026年9月21日
ネガティヴ・ケイパビリティで生きる朱喜哲,杉谷和哉,谷川嘉浩読み終わった対話に沿って進められ、とても読みやすい。でも読みやすさゆえに分かった気になって内容が頭に残らなかった。 ネガティヴ・ケイパビリティに関する本を読む前に読んだため、言葉に対しての解像度が低かったのが要因かもしれない。 ただ、分かった気になって分からなかったということが分かったのはとてもよかったし、無理に分かろうとしないこともネガティヴ・ケイパビリティで生きることなのだと思う。 ネットの話題や陰謀論など読みやすいテーマだったし何度か読んだら本から選び取れるものも増えていくのかな。 - 2026年9月21日
失恋カルタたなかみさき,又吉直樹読み終わった又吉さんのつくる文章に、たなかみさきさんの繊細で美しいイラストが重なると、こんなに素敵なカルタができてしまうのね。 パラパラとめくる。クスッと笑う(き)。切ないけれど愛おしい気持ちになる(れ)。気をつけようと自分を律す(の)。胸がギュッと苦しくなる(か、も、他多数)。 自分の身に置き換えたり想像したり。いろんな失恋を考えていくと、苦しいきもちと同居するようにやさしい色が見えてくる。 1番近くにいて大切な人が1番遠くになってしまう、こんなつらいものもうしたくないのになあ。でもいいよなあ、失恋。 合間に挟まるよみものがより突き刺さるのもよかったし、巻末に添えられたものもぎゅう、っと締め付けられてよかった。 - 2026年5月28日
BUTTER柚木麻子読み終わったカジマナに惹かれてしまうのは、自分の中にその要素が紛れているような気がするから。人を上下で見ることしかできず、優位に立った途端に見下し、離れていくと不安になる。檻の中の女は自分の澱。 固くて冷たいバターが溶けたら、再び冷やしたとて風味が落ちる。そのままふかふかのじゃがいもに載せたり、七面鳥に塗りたくったら。それは最高の調味料になる。 前の姿にはもう戻れないけれど、質が落ちるわけではない。形を変えた味わいがあるんだ。 里佳も、伶子も、篠井さんも、そして自分も。 良い物語だった。 たくさん心を踊らせて、噛み締めるように読んでいった。 また記憶が薄れた頃に読もう。 その時は河出文庫のものを買い直そうかな。 - 2026年4月12日
- 2026年3月21日
ベスト・エッセイ2025ほしよりこ,わかぎゑふ,スズキナオ,ヤマザキマリ,ERIKO,三浦しをん,上坂あゆ美,上間陽子,五木寛之,井上荒野,佐伯一麦,佐佐木陸,佐々木幹郎,信友直子,千宗室,原田宗典,吉峯美和,吉田篤弘,堀江敏幸,大川慎太郎,天童荒太,富田望生,小佐田定雄,小山内恵美子,小川洋子,山極壽一,岸本佐知子,川内有緒,川村湊,川添愛,市街地ギャオ,平松洋子,平芳裕子,広瀬浩二朗,延江浩,早見和真,星野知子,最果タヒ,村井祐樹,村田喜代子,松下K三蔵,林真理子,柳亭こみち,柴田一成,柴門ふみ,横尾忠則,江崎文武,沢木耕太郎,河﨑秋子,浅田次郎,浅野忠信,深沢潮,燃え殻,牟田都子,町田康,福井尚子,福田尚代,穂村弘,笠井瑠美子,蓑田沙希,藤沢周,蛭子能収,蜂飼耳,西山繭子,角田光代,酒井順子,鈴木咲子,鈴木涼美,長谷川宏,青山ゆみこ,高嶋政伸,髙木のぶ子,髙橋あゆみ,鯨庭,鷲田清一,齋藤陽道10ページに満たない分の中に綴られる叙情がこんなに心を豊かにさせてくれるのか。蛭子さんはお元気そうでなによりと嬉しくなり、藤村さんにはホロッと泣かされた。名前を知らなかった方のエッセイもとてもよかった。 読めばこう思えるのだけど、実際にはなかなか手が伸びず。すぐに違う話題に移るのが忙しなく感じるのか、途中から読むのに疲れてしまう。なかなか読み切らないので、エッセイが苦手なのかと思う。でもそれは、借りてきているからなのだろうな。ゆっくり読めばいいし、読み終わらなくてもそれでいい。 自分の裁量を知り、買う本を見極めるために借りる。私にとって図書館はそんな使い方がいいのかもしれない。 図書館で借り、期限内に読めるだけ読んだけれど、こういう本は買って手元に置いて、少しずつ読んでいくのがいいと思った。 - 2026年3月20日
サクッとわかる ビジネス教養 地政学奥山真司(監修)地理的な条件が国際政治や経済、学問にどのような影響を与えているかを考える学問を地政学というそうだ。本では国際政治を劇とすれば、地政学は舞台装置と例え、システムの構造、各国の思惑を理解するのに役立つと記されている。 国際情勢に疎い上に政治も苦手、でも地理は好きな自分にちょうどいい。各国の政治や思惑について、楽しみながら学ぶことができた。 大国はその優位性を生かして国を拡大していった。過去の歴史から読み解くとランドパワーとシーパワーに国々は分類されるのだが、両方を手にしようとすると失敗するということがわかっている。だけれど、それぞれの欠点を補うために国を広げたい、そのために練られる戦略は他国を利用することもある。今起こっている出来事も、それを知っているとちょっと見方が変わる。もちろん、実際は想像を飛び越えることもあるのだろうけれど。 著者は言う。地政学を学ぶと世界は思ったより冷酷だと。世界平和を願う一方で、それは難しいと感じていると。そうだな、と思った。でも現実に起こる悲しみを仕方ないで終わらせるのもどうなのだろう?私達はヒトで、知性を持つ生き物だから。この冷酷な社会をどう生きていけばいいんだろう。日本はこの中でどうしていけばいいんだろう。難しい、でも考えることは悪くない。 図書館で借りたため旧版だったけれど、コロナ禍まで語られているのでよかった。新版が出ているのでそれもまた読みたいし、こういう学びはどんどんアップデートする必要があると思った。 - 2026年3月5日
地図でスッと頭に入る地経学昭文社出版編集部,蔭山克秀国際情勢が苦手だ。ニュースサイトの海外あるいは国際というカテゴリを飛ばしてしまうほどには。でもこのまま知らないでいいのか?と思っていて、そんな時に新聞で知った地経学という分野。地球を経済を通して見るという考えだ。元々地理が好きだった自分にはちょうどいいと思った。 本の最初に書いてある。地経学は地政学をベースに置いていると。政…政治?これまた苦手な分野だった。知らないをベースにした知らない学び。大丈夫…?とドキドキしながら読んでいく。えっ、なに面白い。よく分からないけど分かりやすい。ホルムズ海峡ってそんなに大事な場所なんだ。シーパワー、ランドパワー、リムランド。各国の主要産業ってこんな感じなんだ。日本はこの立ち位置だけど、なかなか厳しいな。新鮮な驚きがそこにはあった。触りみたいな本かもしれない。でも学びになる。選んでよかった。子供が読んでも面白いかも。 高まる学習意欲。次は地政学を読んでみよっと。 - 2026年2月23日
こころの道具箱 臨床心理学エッセンス203三浦佳代子,宮川純,松崎朝樹読み終わった心理学や心理療法などについて、各項目1〜2ページ程度で凝縮された説明で、程よくわかりやすくて初心者にはとても良かった。深く勉強を進めてる方などには物足りないかもしれない。 公認心理士と臨床心理士が求められているもの、それぞれの違いについてしれたのも良かった。SNSで心理の発信を見かけるのは情報を社会に伝えるという役割からなのかな。 それにしても心理療法ってたくさんある。人によって合うものも合わないものもあるのかもしれない。選択肢を知っておくのはいいな。 各ページに挿入されたイラストも可愛くて、たまにぱらぱらとめくるだけでも気分が落ち着くかもしれない。 - 2026年2月11日
日記の練習くどうれいんいつだったか、出かけた先にたくさんの人だかりができていて、「くどうれいん サイン会」と書かれていた。壇上にいる若い女性がくどうさんというのか、本って今も読んでいる人がたくさんいて、若い人がこんなに集まるんだ、すごいなと感心し、そこから響きの美しいその名前が頭に残って、でもこれは若い人のための本、と思うなどしていた。 本を読まなかった頃の記憶。 本を読むようになって、自分が好きな世界からもくどうさんの名前をたびたび耳にして、これはもう、と1冊読んでみた。リズムが心地よくて、読んでるはずが語りを聞いているような不思議な気持ちになった。勝手に抱いた先入観が消え、2冊目はこの本。壇上に上がるくどうさんを見た、あの時が書かれた日記だった。 日々〜綴ったり綴らなかったりする日記の練習と、1ヶ月を振り返る日記の本番を12ヶ月。練習と本番ではリズムが少し違うんだなぁ。何気ない会話のやり取りが面白い。くどうさんの心の動きを覗くと、自分みたいに波が激しくて我に帰った後日の日記も共感してしまう。 でもそんな共感も時にくどうさんにとって煩わしさを感じるのかもしれない。鋭くて繊細な刃が散見される。 特別なことを探すのではなく、日常を救った結果面白いことがありました、というのが日記なのかもしれないな。後から見直したら悲しいも寂しいも面白いに昇華できるのかもしれない。面白いというか微笑ましいか。そうだ、微笑ましさがこの本にはいっぱい溢れていた。 読点の置き方や、たまに「を」が抜く書き方はどう考えてやっているのかな、おもしろいなあ。 - 2026年2月10日
全員“カモ”ダニエル・シモンズ,クリストファー・チャブリス,児島修,橘玲読み終わった騙しについて、さまざまな事例とともに特徴を紹介。人は簡単に騙される。騙されないと思う人ほど騙されるのだろうな。気をつけないと、と思っている側から届いたメールに謎のURLが付いていたり。 著者が行ったゴリラの実験、YouTubeリンクから見て面白かった。ネタバレしていてもなるほどな、と思わされる。知らない人に試してみたくなる。 MBTI(16persons)に関しても少し言及されていて、人の性格はそう単純に分類できるものではなく、再度検査した際にその時の雰囲気、行動力のノイズなどである性格とある性格を分ける恣意的な境界線を飛び越えてしまう、と。こういう「遊び」(であってほしい、という個人的な願い)も騙しのプラットフォームになりかねるのか、あらゆることに無意識のバイアスが掛かっているのかな…などと考えてみる。 政治に絡めた話も多く、この時期に読めたのはよかったのかもしれない。似たような流れが続くからか途中で飽きてきてしまい、最終章まで頑張って読んで、でも最後は楽しく読めた。 - 2026年1月30日
読み終わった読み始めると間もなく、明治時代から2010年代現代までの労働の歴史と、それぞれの時代において読書がどのような立ち位置だったか?について語られる。本のタイトルから離れた場所に身を置いてしまったような気がする。 そのモヤモヤが残ってしまい、途中から読むのが苦痛になるものの、現代から再び面白く読むことができた。インターネットの登場により、知りたいこと=ノイズが省かれた情報にアクセスすることが容易になり、働いて疲弊する人々からは、ノイズを含めた知識を得られる読書は受け入れられなくなってしまったのではないか?と問う。 タイトルに対しての解は最後に明かされる。半身で働いて本が読める時間を作ろう。そういう社会にしよう。 確かにそうなんだけれど、それだと生きていけないのが現代社会なんだよな。どうやって?はみんなで考えようとあったけれど、果たして今そのような余裕がこの社会にあるのだろうか。 少しもやついてしまったけれど、考える機会を与えられたと思いたい。 新書、難しいな。読み進めるのにとても時間がかかる。 たくさん読めるようになることを目指すのではなくて、ひとつひとつを読めるようになっていきたい。
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